英語の曲(カーク・フランクリンの曲と、「天使にラブソングを」の曲がほとんどでした)を歌うゴスペルのサークルに参加していましたが、英語の発音や具体的な発声方法についての指導はほとんどなく、その点に不満がありました。私に合った歌い方を指導してほしい、できれば正しい発音で英語の歌を歌いたい、という思いが強くなり、それをかなえてくれるような教室を探しているうちに出会ったのがラミー音楽教室(プライベートレッスン)でした。
ラミーの魅力はたくさんありますが…
●そのうちの一つは、本物のジャズを学べるところ。英語の発音も含めてです。
熊本にも、日本人を相手に演奏したり歌ったり、教えたりすることができる人は少なからずいると思います。たとえそれらが本場のジャズミュージシャンにとって「違和感のある演奏、歌、指導」であっても、日本人にとってジャズは「染みついた音楽」ではないし、英語は母国語ではないので、ほとんどの日本人はその「違和感」を感じることがあまりなく、だから、それで成り立つのだろう思います。
私はプロを目指しているわけではないですが、せっかくなら「違和感のないジャズ(英語の歌)」が歌えるようになりたい。
その違和感をきちんと教えることができるのは、やはり「ジャズが染みついている人」ではないかと思いますが、ラミーの先生方は、まさにそうした人たちであり、それが大きな魅力です。
●それから、発声方法について、「正しさ」を押し付けることなく、その人にとってのベター、ベストを一緒に探してくれるところも大きな魅力の一つです。
それができるのは、先生方が「その生徒の声」をきちんと聴こうとする姿勢、聞き取る耳、より良い方向へと導く技術を持っているからだと思います。何より、うまくできないときでも何度も繰り返し指導してくれる、その熱意と忍耐強さにいつも感謝しています。
●また、魅力の一つに、いろんな音楽に出会えることがあります。
ジャズは縁のない音楽だと思っていましたが、先生から勧められた曲(ジャズなど)を歌ってみると、歌いやすかったり、自分の声にあっていると感じたり、とてもしっくりときたりします。その出会いがとても楽しいです。知らなかった自分を知るような感じでもあります。
アンサンブルについてですが、以前のゴスペル教室では楽譜をもらい、各自自主練をすることが前提で、集まったときはみんなで合わせて歌う、というスタイルでした。定期的なイベントは数回ありましたが、それ以外にも先生が積極的に単発のイベントへの参加を決めてきてくれ、それを目標に練習するということが多くありました。生徒さんはほとんど楽譜が読め、きちんと練習する人ばかりだったのでそれで成り立っていましたし、それぞれ英語の発音や発声の指導不足についてはやはり不満を持っていたようでしたが、みんなで歌ったり、イベントに参加することが楽しいから続けている、という感じでした。そこでの時間はとても楽しかった。ただ、私には物足りなかった、ということです。そこに何を求めるか、ということだろうと思います。